長い付き合いである、典型的な営業カバンについて解説したい

皆さんこんにちは。今日も元気に外回り行ってますか。共に働いて十数年、もはや体の一部と化している営業カバンについて今日は解説していくよ。まだお持ちではない諸兄もこれを元に採用を考えて欲しいです。この思いを共有したい。

営業カバンって何なのよ

まさかと思いますが、検索すると出てくるあのオシャレで機能溢れてるお洒落なアレを思い浮かべてるんじゃないですよね。そういうので無くて、四角い黒いデカイ、すごいお金入ってそうなヤツです。
現場やお店でははっきり伝わることは難しく、一般的にはフライトバック(パイロットケース)という名称になっています。これはこのカバンが構造的に自立して上部のみが開くことから、コクピットでスペースの取りづらい飛行機のパイロットに採用されているからであります。年収こそ違うけれど、僕たちはパイロットと一緒なんて勇気でますね。あ、でませんか。

ここが優れているんです

まず、安定して運べることが挙げられます。ボックスタイプのため、他のカバンに比べてタフな作りとなっております。そのため営業でありがちな紙のカタログや資料もシワ一つ無く、はこぶことができます。ヤマトで送っても中身は大丈夫です。雨でもフタが折り重なる構造のため、ちょっとやそっとでは資料が濡れることはありません。

次に取り出しやすいことです。自立してフタが上から開くため、中身も見やすく、商談中でもすぐに資料を取り出すことがらできます。同じくバカっと開くダレスバッグ(お医者さんのあれ)とやりたいことは同じです。また開ける際もバチ!バチ!と如何にも重要そうな趣のある音がするので、相手も何かと期待させます。たぶんパーゴルフが出てきます。音源を用意したかったですが、残念ながらどうやるかわかりませんでした。

でもとにかく重い

まず挙げられるのが結構重いこと。まさかの木。そうウッドが採用されているので重い。入れすぎかと考え、試しに何も入れずに持っても、やっぱり重いではないか。大型タイプでカタログを詰め込んだ日には、もはや子供一人分程に感じる日もあります。
ホワイトカラーのはずなのに、鍬でも振ってたような豆だらけの手になります。肩にかけられない構造のため、詰め込んだカバンで傘をさすともう何もできません。
悟空は手足に2トンの重りをつけて修行していました。それを見て大きくなった私たちもまさか営業カバンで同じく修行することになろうとは。クラスで一人、ウェイト付きリストバンドで登校したやつを今思い出しました。彼は手首を痛めたと言っていました。

とにかくデカイ

次にデカイことです。満員電車とはとても相性が悪く、たまに部活系のごっついバックと対になるほどたぶん乗りずらいです。それ以上にみんなの邪魔になってると思いと心が軋みます。
また移動時にも改札に当たる、客先で色んなものにぶちかます、スーツの足元や靴を削りだす(カバンの下には金属の鋲で補強してある!)など、あらゆるものを壊していくジャガーノート感は、正直使いづらいです。私の2代目営業カバンにダンタークと呼んでいたのもそのためであります。

意外とナイーブ

よほどのタフボーイかと思いきや、以外と繊細な面があり、木と金属であるため水を含んだまま、使いづづけていると腐ります。腐るって!コイツの死因ナンバー1は取っ手が取れることです。
ボックス型のため新幹線で足のせる誘惑に駆られますが、フットレストにすると高確率で歪み始めてフタが閉まりにくくなる問題が発生するので注意です。嫌なことの方多いじゃないか!滅びろ!

あんまり好きじゃないです

個人的には好き2:嫌い8と言った感じです。いつも大型を採用して後悔しているので、小型や車など徒歩の移動がすくない職場で使っている分には幸せになれるかもしれません。これをもってサボるのは、相当難しいため上司にとってはいいのかもしれない。次回は営業カバンの取り回し関連をより説明して行きたいね。みんな使えばきっと私も幸せになれる気がする。

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